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早明浦ダム有効貯水量:2億8900万トン 総貯水量 3億1600万トンから、利用できない堆砂容量1700万トン、死水容量 1千万トンを差し引いた容量
最大利水容量:10/10〜6/30 2億900万トン、7/1〜10/9 1億9900万トン 洪水調整容量として、10/10〜6/30は8千万トン、7/1〜10/9は9千万トン、通常時はダム容量を空けるので差し引きが最大の利水容量となる。利水容量(維持水量含む)の内訳は、農水 2,283.6万トン、上水道 3,667.6万トン、工業用水 11,348.8万トン、発電用 10/10〜6/30は3,600万トン、7/1〜10/9は2,600万トン。
利水確保量 管理者のwebに「確保貯水量ですが、季節に応じて農業用水や下流維持用水などの利用水量が異なって来るため、その値は時期毎に下表のとおり設定されています」とあり、時期に応じて、変動し、ダムの放流運営などの目安になっているようだ。数字を見ると、発電容量分が差し引かれている。
ダム貯水率 は、利水確保容量を100%として、との時のダム有効貯水量から算出している。利水確保容量を超える分はカウントせず、すべて「100%」表記となる。なので、「ダムが100%」だと、大雨が降ると、貯めれないので、すぐに放流する、ことを意味しない。通常時は、上記のように別途、洪水調整容量分を空ける。
発電 発電用 10/10〜6/30は3,600万トン、7/1〜10/9は2,600万トンとなっているが、もちろん、他の利水分も発電に利用している。各年のグラフを見ていると、利水確保容量以上、最大利水容量以内は、自由に発電に利用しているように思える。実際は、夏季以外の電力需要は少ないので、需要に合わせての供給だと思われる。
資料/早明浦ダム・パンフレット
2013年は、7月、8月長期少雨傾向により、早明浦ダムの貯水量も徐々に低下。8月下旬には最大利水容量の30%まで低下。
2012年は、5月〜6月上旬が少雨傾向。
2011年は、5月、6月、7月、9月降水量多い。
2010年は、2月〜7月、平均降水量を上回り、潤沢。
2009年は、4月〜8月上旬まで、降水量が少なく、最大利水容量の30%近くまで低下。
2008年は、7月、8月、9月長期少雨傾向により、早明浦ダムの貯水量も徐々に低下。8月半ばには最大利水容量の30%より低下し、9月に10%まで低下した。
2007年は、4月〜6月長期少雨傾向により、早明浦ダムの貯水量も徐々に低下。6月中〜7月上旬は最大利水容量の30%以下まで低下。7月半ばの大雨で回復。
2006年は、4月〜9月、適度な降水量があり、ほぼ、利水確保量を上回る。
2005年は、9月初めまで、記録的な長期少雨傾向により、8月半ばには最大利水容量の10%以下まで低下、たびたび取水制限=放流量減少。9/5の台風による大量の雨で、一気に、2億5千万トン貯水。
2004年は、7月下旬から記録的な台風襲来により、たびたび大雨。最後は10/20の台風23号。何度も最大利水容量を上回る。
2003年は、雨が適度に降り、ほぼ確保量を上回る。
2002年は、6月までやや降水量が少なく、貯水量も低下したが、7月〜9月は、平年以上の降水量で回復。